Greetings

Hilde Schwab(ヒルデ・シュワブ)

Hilde Schwab

10年前、社会起業家精神(ソーシャル・アントレプレナーシップ)という言葉は、まだ知られていませんでした。私は、「何が社会起業ではないか」を説明することから話を始めたものです。社会起業家精神は、単なるチャリティや慈善活動ではなく、社会的大義に基づく起業家精神であり、人がその才能や創造力を社会正義と人間の福祉のために発揮することです。

私と夫クラウス・シュワブは、シュワブ財団を世界経済フォーラムとの連携のもとに、しかし独立した組織として立ち上げました。私たちの目的は、その活動によって社会イノベーションによって人間の尊厳を強めるだけでなく、教育、保健衛生、金融、環境といったすべてのセクターにおいて、起業家精神を持った若い世代のロール・モデルとなるような人々を世界で見つけることでした。

今後の10年間は、社会起業家にとってエキサイティングなものとなるでしょう。社会起業家は、リソースが乏しい、不利な状況に対して、創造的で実用的な解決策を示します。挑戦は、現在の規模から、どのようにそのモデルを広げるかということです。それには資金的リソース、公的機関や民間セクターとのパートナーシップ、新しい制度等が必要になるでしょう。私たちは、社会起業家、企業、政府、他のセクターが共にこれらの必要条件の整備を推進するプラットフォームの形成に寄与することを目指しています。

SEOYプログラムは、このような社会起業家を見つけるためのスタートポイントです。日本のみなさんにも、グローバルな視野を持った社会イノベーターの世代が登場するように、引き続きご支援を頂ければと思います。

Hilde Schwab

北城 恪太郎

Kakutaro Kitashiro

関係各位のご協力を得てSocial Entrepreneur of the Year, Japanを開催できることを、大変嬉しく思っております。

世界中で経済的、あるいは社会的な問題が深刻化する中で、誰もがおかしいと思いながら解決されていない課題がたくさん存在します。ソーシャル・アントレプレナーと呼ばれる彼らは課題解決から目を背けず、現状の常識にとらわれない卓越した想像力と、ビジネス感覚と事業運営の手腕を生かして、これまでにない革新的な方法で社会課題に持続的な解決策をもたらしています。

SEOYは、シュワブ財団とのパートナーシップのもと、このような社会問題に対して行動を起こし、志を持って活躍をする方々に光を当て、日本、そして世界に発信する表彰プログラムです。日本の各地で、世界で、社会の問題を解決せんと活躍する方々の努力が多くの人に感動を与え、日本発の社会イノベーションがさらに大きな活動となることを期待しています。

北城 恪太郎